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【プロローグ】計画的、転職活動のススメ

プロローグ

計画的、転職活動のステップ

私自身、採用される側としての転職経験2回と、メガベンチャー、スタートアップ2社で採用する側に関わった経験から、転職活動ってどう活動していけばいいのだろうか、という記事を書いてみたいと思います。

この記事のメインターゲットは”スタートアップへの転職を検討している人”となるのですが、それ以外の人でも参考になる部分は結構あると思っております。

大きなステップとしては上図のものとなると思うので、今後、各ステップについて紹介していきますが、最初のこの記事では「具体的な動き方」の前に、「何故この記事を書こうと思ったのか」という背景のようなものと、「転職活動の大枠」について、を書きたいと思います。ので、具体的な内容を知りたい、という方は第二弾の記事をお待ちください

流されるように転職活動をしてませんか?

流されるような転職活動に注意

これから転職活動をする人で、以下のいずれかにあてはまるような転職活動をしようとしている人がいましたら、注意が必要です。

  • レジメ(履歴書、職務経歴書)にこれまでやってきたことや強みを整理し、転職先を選ぶ条件(主には、年収、業界、職種、等)を決めて、エージェント、媒体(ビズリーチなどを含む広義の意味での媒体)に登録。最初から自分が受けたいと思っていた企業の面接へ、またはエージェントから紹介があった中から、媒体で直接連絡があった中から、条件に合致する企業の面接へ、という動きをしている方
  • 仕事が忙しいから、転職活動を早く終わらせたいから、面倒だから、長いと疲弊するから、などという理由で、出来るだけ短期間で転職活動を終えようとしている方
  • エージェントを味方につけることなく、案件を紹介してくれるだけの存在、だと思って活動している方

課題|上記の結果として

不幸な転職活動の結果

私は採用する側としての面談、面接を通して、そして採用する企業の経営者、人事の人の話を聞く中で、「深く考えないで転職活動している人が多いこと」、そしてその結果から「入社した企業が思っていた企業と違うことにより早期退職する人が多いこと」が気になっています。自分の最初の転職でもそうなるところだったかも、という背景も関係しています。

早期転職する人の中には、「そんなの知らなかった」、「聞いてなかった」、という声もありますが、その中には、それくらいちょっと調べれば、聞いてみれば分かるのでは、というものも少なくないです。

よく聞く王道の1つとして、年収軸(年収アップ)をメインに転職して、その他の条件、環境も良さそうなので、入社してみたけど、入社後の年収がなかなかアップしない、もしくは仕事が面白くない、という理由でもう一度転職活動を、という話を聞くことがあります。遠からず皆さんも聞いたことはあるのではないでしょうか。

このようなことは、前述したことが少なからず影響している、と思っています。それについての詳しいところは、この次の記事にも書いていきたいと思いますが、ざっと書きますと、自己分析をせず、何を大事にするか、という自分の”コア”を見つけずよくきく条件(年収、業界、職種)で決めようとしたり自分の考えを周りに相談することなく、情報を広く集めることなく、独力で転職をしようとする、等というところに起因していると思っています。

周りの友人などに、本音での転職情報の交換がしづらい、というのも背景にあるでしょう。年収重視で転職したい、とか、自己分析をこうした、等は人に言いにくいものです。

その様な中で、この記事は誰かの転職の参考になるかもしれない、転職者と企業のアンマッチが少なくなり、両者ハッピーになれことに少しは貢献できるかもしれない、という期待を込めて書いてみました。

この記事(シリーズ)を通して提案したいこと:計画的、転職活動のススメ

提案したいのは、計画的、転職活動のススメ

これまで書いてきたことを避けるために、計画的に転職活動を、ということを提案します。もちろん計画的にやっているよ、という声もあるかと思いますが、もし以下のような動き方をしていない様でしたら、今後の記事で、各項目について詳しく書いていくので、それらから得るものはあるかもしれません。

【計画的な転職活動】
①転職への興味から、早期アクションの決意

②転職の準備
・自分の”コア”から導かれる方向性の叩きと、武器(レジメ)の準備
・方向性の整理(人(エージェント)の頭を使って)

③企業接触
・方向性(コア)に則した企業選定
・お見合いとしての選考(面談、面接)
・選考結果

④転職の決断
内定取得後の最終決断
・お世話になった企業への別れ

計画的、転職活動のステップ

ちなみに、自分の最初の転職活動で、良かったことは、良きパートナー(相談相手)となるエージェントを見つけたこと、でした。そして逆に、失敗したことは、自己分析をしっかりしなかった、自分のコアが何かを深く考えきれてなかった、故に方向性を間違えて動いていた、ということでした。これについてもこれ以降の記事で触れたいと思います。

【おまけ】自己紹介

MVAの敢闘賞

冒頭にも記載しましたが、私自身、転職を2回しており、企業の採用する側としても、メガベンチャー、スタートアップ2社、で数百人と面談、面接をしてきました。

ちなみに自分が最初に転職したときのネタで、担当のエージェントさんはこのようなリクルートキャリアさんが主催するMVA(MOST VALUABLE AGENT)で、こっそりと敢闘賞を受賞していました(上図ではちょっと遊んでみました)。

この内容からも分かる様に、私は転職活動でエージェントさんに助けてもらい(このエージェントさんだけではなく、他の複数のエージェントさんにも助けていただきました)、なんとか本当に自分がやりたいことを見つけ、転職できたと思っています(この場所だけ、感謝を込めて「エージェントさん」と記していることをお許しください)。

このような経験や自分が学んだことから、皆さんの参考になるものが少しでもアウトプット出来れば嬉しい限りです。それでは次回以降で、具体的な内容について書いていきたいと思います。

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